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俺の名は桜井真一(さくらい まさかず)
俺が通っているのは今時珍しい男子校だ
男女共学が進む私立校の現状に反し、経営者は未だに“学校の方針”を貫いている
じゃぁ、「そんなに今の学校が不満なら別の学校に入れば良かったじゃないか」って?
そうしたかったが、この学校しか受からなかったんだから仕方ない;つД`)
しかし、そんな俺たちの学校にもようやく春が訪れるらしい
生徒も教師も男ばかりのムサいこの学校に初めて女性の教師を受け入れることにしたというのだ
それを聞いたときは俺たちは色めき立った(今思えばその頃が「幸せの絶頂」というやつだったのかもしれない)
だが、俺たちの期待を裏切るかのようにやってきたのは地味系眼鏡デブなおばさんだった
生徒A「ちぇっ!期待してバカみたいだぜ」
生徒B「いくら何でも年上過ぎんだろ!」
生徒C「おっぱいは大きいだろうけど、あれじゃただのデブだぜ」
生徒D「あの狸親父(校長兼理事長)もやってくれたぜ!」
生徒E「あぁ、あのくそ爺、結局俺たちのことなんか考えてもくれないんだからな」
と、ボヤく始末
俺もそんな生徒の一人だった
そう、あの日の夕方、あの場面に遭遇するまでは・・・