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TRAGEDY of LOVELACE\'s(ラブレス家の悲劇)

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    2020 / 06 / 20
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レヴィ「よう、パオ。あの“クソメガネ(ロベルタのこと)”がまたロアナプラに現れたって聞いたんだが、どうやらこの辺りでヤツの足取りがサッパリなんだが・・・お前(パオ)、何か知ってるか?」パオ「・・・ 俺が知るかよ! ・・・ あんな疫病神・・・ こっちからお断りだ!」レヴィ「だろうな・・・ 邪魔したな」かつてロアナプラを一夜にして恐怖のズンドコに陥れたメイドが再び現れたという噂は夜が明けるや、町中に広がったロアナプラの腕に覚えのあるアウトローたちは必死に彼女の足取りを探ったが、彼女の姿を捉えた者は誰一人としていなかったそして一週間が経った町には別の噂が広まり始めていた「パオの店(イエローフラッグ2Fの娼館)にいい女がいる」名は“リタ”と言う、メキシコから来たというラテン系に相応しい豊満美女だったしかし、彼女こそかつてロアナプラを恐怖に陥れたロベルタその人だったしかし、今の彼女はメイド服を脱ぎ、眼鏡を外し、お下げ髪をほどいていたロアナプラの住人が今の彼女を見ても、誰もロベルタだということに気づく者はいないはずであるそして、更に一月程が過ぎたイエローフラッグ2Fの娼館は夜ごとに行列ができるほどの大繁盛となったしかし、何故彼女(ロベルタ)は再びロアナプラに現れ、娼婦に身をやつすことになったのか?それは2か月ほど前に遡らなければならない2か月前ラブレス家コロンビア・カルテル「マニサレラ・カルテル」を撃退し、レヴィとの激闘の末、愛しの”若様(ガルシアくん)”救出に成功したロベルタは当主ディエゴ・ホセ・サン・フェルナンド・ラブレスとその子息ガルシアとの平穏な日々を送っていた、はずだった(不穏・・;かつてロベルタはFARC(コロンビア革命軍; Fuerzas Armadas Revolucionarias de Colombia)に属し、通常戦闘のみならず、暗殺・破壊活動に特化した成果から「フローレンシアの猟犬」と称され、組織の内外から恐れられる存在となっていったしかし、FARCが麻薬カルテルと共謀し、単なる犯罪者集団に成り下がったことを知り、失望した結果、FARCを出奔追手から逃れる過程で亡夫の親友だった縁からホセ(ディエゴ・ラブレス)を頼り、一時的に匿われることになったロベルタとしては当初は、「ラブレス家にいるのは一時的」と思っていたが、ラブレス家の(財政的な)惨状に加え、ホセの人柄や息子・ガルシアに絆され、彼らへの恩義から住み込みのメイドとして彼らに忠誠を誓うことになったしかし、ホセへの忠誠が愛情に変わるのに時間はかからなかった家事一般が不得手なロベルタがホセに出来ることといえば、その豊満な肉体で奉仕することだけであったメイドが主人を“お慰め”するのは世の常一つ屋根の下、ホセとロベルタが「男女の関係」になるのは至極当然ともいえた最初はホセは(ロベルタを)拒んだが、妻を亡くして久しく、FARCで訓練されたロベルタの手練手管に抗うことは敵わなかったそして、何度目かの逢瀬の最中「若様!?」ホセの胸の中で垣間見たのは若様と慕うガルシアの姿だったガルシアの視線が二人に突き刺さっていたが、気づいたのはロベルタだけだったガルシアの視線が注がれながらホセと愛し合うロベルタその翌日「いけません!若様」「何でだよ!?ロベルタ! 父様は良くて僕はダメなのかい?」ホセの外出中、ガルシアの自室に呼ばれたロベルタ入室したロベルタにガルシアはいきなりキスを要求してきたこのままガルシアの欲求を拒むことは今の彼女なら容易ではあったしかし、彼女の強すぎる腕力では突き飛ばし、ガルシアにけがを負わせてしまうことは必定だった「若様・・・」ロベルタは体の力を抜いて、幼い若主人の言うがままとなったかくしてロベルタは、昼間ホセの留守中はガルシア、夜はホセの“御慰め”の相手をすることとなった忠誠を誓った親子に愛されるロベルタにとって、これほどの幸福があろうか(否、無い!そして、そんな状況が続いたある夜「ロベルタ、この前のこと、覚えているかい?」「はい・・・ ですが私(わたくし)めにはもったいのうございます。私(わたくし)は旦那様の御傍にいられるだけで幸せでございます」ホセはロベルタを自分の妻に迎えようと考えてるようになっていたが、ロベルタは自分の過去のこともありそれは拒み続けていた「ロベルタ、今夜こそは君に『うん』と言ってもらうからな」ホセは腰を激しく動かしながらロベルタに求婚を迫る「旦那様、そんなに激しくしてはお体に差し障りますぅ」ロベルタの制止も聞かず、なおも激しく腰を動かし続けるホセやがて、「ウゥオオォォ~~~ッ!」ケダモノのような雄叫びを上げてロベルタの膣内に精を放つホセ、ロベルタも、「イヒィ~~ッ! イキますぅっ、旦那様ぁ~~っ!」それに呼応するように絶頂したロベルタの豊かな双丘に顔を埋めるホセ「ハァ・・・ ハァ・・・ 旦那様、先程の件ですが、旦那様?・・・ 旦那様!?」ロベルタの豊かな双丘に顔を埋めたままのホセがピクリとも動かない腹上死だったそして、ホセの葬儀が急遽、慎ましやかに執り行われた参列者も多いとは言えず、南米13家族の末席に位置するとはいえ貴族に等しい家柄の当主の葬儀というにはあまりにも寂しいものであった「ロベルタ? ロベルタ!?」ロベルタはホセの葬儀の直後ガルシアの元から姿を消したお守りするはずの当主を結果的に殺めてしまったという罪悪感と、「ガルシアも自分の手にかけてしまうのではないか(同じ腹上死させてしまうのではないか)?」という恐怖心からの行動だったそしてロベルタは気がつけば、ロアナプラの港に佇んでいたBGMEl Sol se Resuesta