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MENDO SPECIAL ENTERTAINMENT

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    2019 / 08 / 06
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面堂は己の欲と道楽が目的で、面堂シーパラダイスを作ったが、必要だったのは金(資金)だけではなかった日本では実現不可能だったヌーディストビーチを実現するためには法律を変えるか新法を作るしかないそこで面堂は自治体の条例を改正させるために与党民主自由党都議団の重鎮に働きかけたそして、面堂シーパラダイスを警護する面堂私設警察に警察権を持たせるために、面堂シーパラダイスを観光特区にしようと、地方創生推進事務局の次長や参事官の幾人かと接触を図り、面堂の観光特区申請は受理されるに至ったそして今回彼らの労を労おうと面堂がこの地へ招待したのであった「よくぞお出で下さいました。面堂家の名に懸けて全力でもてなす所存でございます」到着した一行を出迎える面堂「そんな大げさにせんでもいいよ、終太郎君( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」「なかなか良さげな所じゃないか」今回、面堂のために尽力した地方創生推進事務局の次長及び参事官が面堂シーパラダイスを見て、圧倒されるように口を開いたそして面堂はその後ろに控えていた人物を確認すると、「先生!ようこそお出で下さいました」近づくや深々と頭を下げた「久しぶりだね、 終太郎君。御父上はお元気かね?」この男の名は中田氏好(なかた うじよし)与党民自党東京都議団前代表であり、都議会議長を歴任し、国会議員と太いパイプを持ち、その権力から、「影の都知事」とも呼ばれる大物議員であるそしてその横には細身を白いスーツで包んだ若者が控えていた「“せがれ”も連れて来たけど良かったかな?こいつの母親がえらく厳しく育てたおかげで真面目一徹で女遊びのひとつも知らんままこんなにデカくなりよってからに・・・それに都内じゃ何かとマスコミがうるさくてかなわんこういう所が出来て逆に儂らも助かるってもんじゃわいワッハッハッ」中田の横にいた白いスーツの男は中田の息子の大輔だった中田氏好の長男であり、現在は中田の秘書という肩書だが、いずれは後継者にしようと目論んでいた「さて、 終太郎君。今夜はどんなおもてなしをしてくれるのかね?今から楽しみじゃよワッハッハッ」面堂シーパラダイスの夜は始まったばかりである