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Fujiko and Client Negotiations on the bed

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    2017 / 07 / 01
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「ここね」不二子はシンガポール最新築のタワーマンションの前に来ていた。少佐によると、今回の依頼主がこのマンションの最上階に住んでいるというのだ。依頼主の名は、“David Chan”と言っていたが、本名は「陳元龍(チャン・ユンロン)」という北京生まれの正真正銘のれっきとした中国人であった。彼の父親が中国共産党の最高幹部の一人で、彼の父親は、自身の権力と知名度を笠に、安い人件費に引き寄せられた日本の中小企業と有限公司(合弁企業)を次々と作るが、日本企業の技術の特許を先に中国内で取得し(先に特許を取られた日本企業は、その者に対して「使用料」を払わねばその技術を使えない、例:クレヨンしんちゃん)、合弁した日本企業も訴訟を起こしているが、中国共産党を敵に回したくない司法や地方政府は、日本企業の訴えを最後は退ける結果が続いていた。こうしてのこのこと合弁した日本の中小企業は、次々と喰いものにされた挙句、最後は乗っ取られた企業は後を絶たない。こうして稼いだ不正蓄財は、シンガポールにいる彼の息子のDavidによって、株や投資でロンダリングされるという構図である。しかし、不二子にとって相手が善人か?悪人か?は然程の問題ではない。彼女にとっての一番の関心亊は、相手が金を持っているか?羽振り(金払い)が良いか?の、その二点だけであった。今回の依頼人であるDavidとは直接の面識は無い。今回が会うのが初めてであった。少佐によると、不二子の名を聞いて、不二子を今回の“仕事”の相手として“指名”したという。依頼内容さえ聴かされていなかった。不二子はシンガポール・チャンギ空港行の航空券と僅かながらの旅費を渡されてここまで来たという経緯である。「あん♡」不二子は咄嗟とはいえ、不意に艶のある声を発してしまった。無意識にクリトリスが膨らみショーツの布と擦れてしまったのだ。前回(Fujiko comes in contact with The Informant http://ecchi.iwara.tv/videos/pylgjtzq36iolrykg)の少佐との“逢瀬”は、その後一晩中続き、不二子は翌朝まで少佐に抱かれていたのである。その熱い夜のことがまだ不二子の身体には刻まれていた。「今度の男はどれだけアタシを愉しませてくれるのかしら?」不二子はこれから逢う見知らぬ男との“交渉”に妖しく瞳を輝かせていた。