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DOA Gaiden Naked Venus round 2. Ayane & Hayate

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    2017 / 07 / 26
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以下は私個人の同人的妄想の類であり、TECNOの公式設定とは何ら関係ありません。霞がドノヴァンとその一派であるM.I.S.Tの動向と自身の“分身”ともいうべきPHASE-4の行方を追っていた頃、兄・疾風と異父妹の綾音は霧幻天神流忍軍が棲む隠れ里にいた。だが二人は決して至福の時を過ごしていたわけではなかった。霧幻天神流忍軍はDOATECとの二度に亘る大戦(おおいくさ)で、多くの勇猛なる忍達を失った。しかし、その原因の多くは、お互いの不信感からくる連携不足であり、なかには仲間でありながら後ろから闇討ちするものまで現われるなど、お互いの疑心暗鬼にかられ、共倒れするケースが相次いだ。霧幻天神流は一派といいながらも、長きに亘り、天神門・覇神門に分かれ、陽に陰に対立・いがみ合ってきた。そんな二門が頭首の命だからといって、「今日から力を合わせて戦え!」と言われたところで無理な話であった。「このままでは(霧幻天神流)滅亡は必至」と感じた頭首・疾風は天神門・覇神門の統一という改革を断行。念願の霧幻忍軍を結成するに至った。しかし、予想していたとはいえ、天神門・覇神門両門の長老衆の抵抗は根強く、これらを退けられたのは綾音の助力があったことが何より大きかった。こうした、二度に亘るDOATECとの大戦の武勲と今回の改革の成功の立役者としての功績によって、綾音は疾風の傍で仕えることを許された。綾音が伽の相手を務めるのに時間はかからなかったが、たとえ父親が違えていたとしても二人は血の繋がった異父兄妹(きょうだい)。子を持つことは許されなかった。今では疾風の傍には綾音以外に、5人の侍女が仕えることになったが、その目的は、「御世継を作ること」。それだけの存在であった。それから綾音が伽の相手として呼ばれることは久しくなかった。しかし、綾音は安全日を迎えたことからか?久しぶりに伽に呼ばれ、悦び勇んだ綾音であったが、疾風が発した言葉は、綾音が予想だにもしない一言から始まった。