尼海女と甘々性活

聖天尼（しょうてんに）様に命を救われて早一週間が過ぎたそれ以来、俺はここ昇天寺で住み込みで働くこととなったそして俺の一日の始まりは・・・聖天尼様に起こしてもらうところから始まる勿論普通の起こし方ではないこれも“修行（の一環）”なのだというそして今日は、“修行”の後、朝食を済ませると、聖天尼様と海岸へ向かった今日は海女漁の手伝いをすることになった向かった先にいたのは・・・浜辺で俺たちを待っていたのは、この村で海女をやっている薫菜子さんと奈々子さん、そして薫菜子さんの娘さんでもある陽菜（ひな）ちゃんと、まだ○学に上がったばかりにも関わらず、妊娠中のお母さんに変わって海女をしている愛ちゃんの4人だ薫菜子さんと奈々子さんは聖天尼様とは年齢も近いことから、幼少より行動を共にすることも多く、先代住職から一緒に海女漁を師事した仲だというそれと、この村の特筆すべき点として第一に挙げるのは、薫菜子さんや奈々子さんに限らず、この村の女性は美人で豊満だということだ昇天尼様（聖天尼様の御先祖様）がこの村に現れる前は、村は貧しく、村の女性たちは貧相であったらしいが、昇天尼様が伝えた海女漁法により、豊富な海産物の確保、それに伴う富の流入により村の経済が発展しただけでなく、村人の栄養状態も飛躍的に向上したは間違いないだろうそして、海女漁は夏でも海底の水温は低いため、女性の脂肪を蓄えた体はより作業に適したという副産物ももたらしましたしかし、村が豊かになったことで思わぬ不幸を村にもたらしました男児の出生率が異常に低くなったのです当時は迷信深かった時代一部の村人は、「呪い」だと囁く者もいましたが、昇天尼様を疑う者は諫（いさめ）められました昇天尼様は村発展の功労者には違いなかったのですからここから村の女性たちによる数少ない男たちの奪い合いが始まりました結果として、女性たちの豊満な肉体は男たちを引き付けるための大きな武器となったのです村の数少ない男たちは連日連夜、複数の女たちの相手をさせられました夜になれば夜這いされ、昼間でも逆レイプが当たり前の日常当時（江戸時代中期）の平均寿命は約50歳でしたが、この村の男のに限れば平均寿命32～3歳と短命で、40を過ぎた男は皆無という有様この時代の村の“性活”の苛烈さを物語っていると言えますやがて村は村内の男たちだけではなく、村外に広く男を求めたのですが、それはまた後日にて「お待たせ、お母様」俺の後ろから若い女の子の声がした振り向いて見てみるとそこに立っていたのは、真っ黒に日焼けした女の子と見るからに外国人風（黒人）の男だった聖天尼「遅かったじゃない、蘭子！」蘭子（と呼ばれた少女）「ごめんなさい、お母様」蘭子ちゃんは聖天尼様の娘さん（次女）だが、現在はまだ○校2年生の1○歳昇天寺派（聖天尼様の宗派）では、尼僧になれるのは18歳以上という規定があり、今は尼見習いという地位にいるんだという蘭子ちゃん本人も来年出家する意思を固めているというそして蘭子ちゃんの横にいる男はフランクさんで、蘭子ちゃんの実のお父さんということだフランクさんは米国から旅行で来日したが、旅先に訪れたこの村をいたく気に入ってそのまま長期滞在していましたが、蘭子ちゃんが産まれたことでこの村に永住することを決意したそうだフランクさんのように、外国から旅行でこの村を訪れ、そのまま住みつく外国人も多いらしい確かに蘭子ちゃんはフランクさんと聖天尼様との間にできた娘だが、彼らは正式な夫婦ではないフランクさんはこの村で5人の子供を作っているが、蘭子ちゃんの他は4人共、相手は聖天尼様以外の村の女性だしかも、4人共母親が違うなので、俺たちがフランクさんの前でどれだけイチャつこうとも問題無いわけであるちなみに、蘭子ちゃんは聖天尼様が19歳の時に産んだ娘さんだそうで、上の子も女の子（長女）なんだそうだそして、聖天尼様は最初のお産から今日まで、9人の子（全員女の子）を産んでいるが、全員父親が違う異父姉妹だということであるそれと、これは後で知ることになるが、蘭子ちゃんはこの時既に子供一人を出産していたというそして、この村で産まれた子供は、寺と村が責任をもって育てるということから子育ての心配はないらしい現在、少子高齢化が深刻な日本社会であるが、この村の出生率は他の自治体と比べても圧倒的に高いだが、実際産まれてくる子供の男女比率で見ると、1：9と男児の数が圧倒的に少ない慢性的且つ深刻な婿不足にありながらこの高い出生率を維持できる理由については後々説明できればと思うその機会があればの話だが・・・