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黒「…というワケで、今年のクリスマス当番は、島風に担当してもらうコトになりました。何か質問ある?」島「はっやーい!クリスマスって、まだ半月も先だよ!?」黒「いやほら、どうせまた今年も当日近辺は、期間限定海域攻略作戦のゴタゴタとか冬の有明まんが祭りのドタバタとかで忙しくて、クリスマスどころの騒ぎじゃないでしょ?官庁御用納めとかもあるしさ?だからまあ、まだいくぶん余裕のあるうちに、決められるコトだけでも決めちゃおうと思って」島「なんかぜんぜん夢も希望もなーい!!ナニその、年末年始を控えて大忙しのサービス産業従事者みたいな言い分!?クリスマスって、もっとこうナンて言うか…子供たちの夢とか、恋人たちの甘いひとときとか、一年で一番セックスする性の六時間とか、夢のあるモンなんじゃないの!?」黒「まあ、理想を言えば、そりゃそうなんだけどさ。コッチもイロイロと事情があんのよ?提督とのクリスマスデートのスケジュール分刻みで調整したり、クリスマスディナーショーのテーブル予約したり、性の六時間用にホテルの最上階のロイヤルスイート押さえたり。正直、自分らのクリスマスで忙しくて、地域住民に親しまれる鎮守府としてのクリスマス要員は、誰か他のヤツに丸投げしたいってのが、偽らざる本音なワケですよ?」島「うわ。ぶっちゃけたよ、この女!?…で、でも、なんで島風がサンタやんなきゃなんないのよっ!?」黒「あー、それはね。毎年ほら、NORAD…北米防空司令部が世界中のサンタの航路を追跡してるじゃない?『いかなるサンタも我々の監視の目から逃れるコトはできない!』的に?現に去年、ウチの帝国空軍が飛ばした第五世代のステルスサンタ機も、しっかり補足されて大恥かいたのよ。だから今年こそ、連中の鼻をあかしてやりたくてね。島風、あんたなら、世界最速のサンタになれる。航天局に全面的なバックアップを要請して、三段式ロケットも手配したわ。音速の壁なんか簡単にブッちぎって、第一宇宙速度にまで到達できる…文字通り、地球で一番速いサンタクロースを目指してね!!」島「おうっ!?それマジ!?マジで世界最速!?島風、衛星軌道まで乗れちゃうっ!?」黒「ええ、理論上はね。ひとまず地上走行試験と対G訓練もかねて、ボンネビル乾湖でひとっ走りしてもらうわ。大気圏再突入用の新型スーツも、この通り用意してあるし。どう?さらに軽量化に成功して、露出度もバッチリでしょ♡」島「うっわ~!超たのしみ~!早くクリスマスにな~れ~♡」