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悪い文明からの使者

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    2019 / 11 / 08
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黒「は~、やれやれ、やっとこさ秋刀魚漁ノルマ達成だわ。しっかし、今年の不漁は異常よね~?イワシは山ほど獲れるのに、サンマはちっとも獲れやしない。おかげで朝昼晩、食堂の日替わりメニューはイワシ尽くしだし。まあ、それでもちゃんと手を変え品を変え献立作っちゃえる、間宮さんてホントすごいわ~。ともあれ、漁協から感謝の大漁旗も届いたし、執務室の壁に飾って、アイツの肩でも揉んでやりますかね~♡…って、ええっ!?」?「無礼者っ!!皇帝みずから騎乗位ガチハメ種付けファックにいそしんでおるというのに、断りもなく踏み入ってくるとは何事かっ!?」黒「はああっ!?誰よアンタ!?ナニ勝手にあたしのオトコにまたがって腰振ってんのよっ!?それに、皇帝だからって威張ってんじゃないわよ!!あたしだって、こう見えても皇帝なんだからねっ!!」?「なんと!余を知らぬと申すか!?皇帝業界で余を知らぬとはモグリもはなはだしいぞ!!余こそ、光輝あるローマの第五代皇帝、ネロ・クラウディウス・カエサル・アウグストゥス・ゲルマニクスである!!見知りおけ!!」黒「…ネロ?ネロってあの、カリギュラ・ネロ・ヘリオガバルスと並び称される、ローマ三大バカ皇帝の一人、ネロ!?帝王学の授業中、おばあちゃんから『くれぐれもこんな暗君にだけはなってくれるなよ』とダメ出しされてた、あの暴君ネロっ!?」ネ「叔父上といっしょにするな!叔父上と!?余は基本的に名君なのだ!ただ、ほんのちょびっと…お茶目が過ぎただけである!!民の歓びこそ我が悦び!歌って踊って股も開く、歓喜と喝采に包まれし皇帝!それが余だ!!見よ!こやつも皇帝マンコに締め上げられ、至上の喜悦にあえいでおるわ!!」黒「だーかーらっ!人と話してるときくらいチンポ抜けっつーの!!だいたいナンで、その暴君ネロがあたしのオトコを馬乗り逆レイプしてんのよ!?返答次第じゃ、タダじゃ置かないからねっ!?」ネ「ふっ、知れたこと。こやつに…マスターに喚ばれたのよ。英霊の座からな」黒「英霊の…座?」ネ「然り。見れば、その手にしたのが大漁旗とやらか?涙ぐましい徒労、大儀であった。だが!もはやこやつに、そんな旗など無用のモノ!こやつの精神は、果てしの無い周回に倦み疲れ、ガチャがもたらす福音を受け入れたのだ!!周回に疲れ果ててヤケクソまじりにセンズリにふけり、しごく右手が、偶然にも余の召喚陣の軌跡を描いた。それこそ、サルがでたらめに叩くタイプライターがガリア戦記を書き上げるほどの天文学的確率ではあるものの、こやつはその奇跡を成し遂げた。コレぞまさしく、余が運命の伴侶であるナニよりの証と言えよう!!」黒「…なるほど。どうもどっかで見た顔だと思ったら、アンタ…あの極悪課金ゲームの女だったのね?道理で、あざとい性悪女の顔してると思ったわ!!だけど、ココはあたしたちの鎮守府よ!無課金で頑張るみんなの楽園よ!さっさと尻尾を巻いて、人理継続保障機関とやらに帰んなさいよっ!!」ネ「できぬ相談だな。周回を面倒だと思う怠慢が、目当てのモノに巡り会えぬ焦燥が、すなわち余を喚び出したのだ!!ふっふっふ、ガチャは良いぞ?石さえつぎ込めば即座に結果が出て、しかも面倒が少しも無い!いささか確率が渋いとはいえ、出るまで回せば確実に出る!まさに、人類が生み出した文化の極みと言えよう!!それに、こやつのチンポも、余のマンコから抜きたくないとビクンビクン打ち震えておるわ。もはやこやつは、提督などでも、ましてやそなたの恋人などでもない!余に精力すべてを最後の一滴まで捧げ尽くす、我が最愛のマスターとなったのだからな!!…って、あがっ!?あがががが~~~っ!!」タ「あらあら。いけませんよ、よそ様のお宅で乱暴狼藉など働いては?無作法にもほどがあります。躾がなっていない証です!(ひら仮名翻訳済・以下同文)」ボキッ!バキキッ!!ネ「うっ!腕っ!よ、余の腕があああ~~~っ!!」タ「良いですか?これは、あなたが憎くてしているのではありません。あなたのためを思えばこそです。大事な娘が礼儀知らずでは、ご両親様もさぞお嘆きのことでしょう。ですからこれは、孝行のはじめ。きちんと心を入れ替え、ゆめゆめ恨んだりしてはなりませんよ?」メキメキメキッ!バキボキバキッ!ブチッ!ブチチッ!!黒「うっわ~。ひねり上げた腕が、曲がっちゃイケナイ角度にイロイロひしゃげてる~。ボキボキってのは骨が折れる音だとして…ブチブチってのはやっぱ、筋肉がちぎれる音かなあ~?(汗)」ネ「…ふっ、邪魔が入ったか。よかろう、今日はこのへんで勘弁してやる。だが、忘れるでないぞ!この世に周回があるかぎり、ドロップ率が改善せぬかぎり、余は必ずやまた現れる!!次こそマスターのチンポを我がモノとしてくれる!!覚えておけ!モグリの貧乳皇帝よ!!(涙目逃亡)」黒「はいはい。お約束の捨て台詞はいいから、早くお医者さん行きなさいね~。骨、変な風にくっついちゃうわよ~?」タ「にぎやかな方でしたわねえ。ああいう女性にばかり好かれるのも、提督様のご人徳なのかしら?」黒「ああ、タ級さん助かりました、ありがとうございます…って、あれ?なんで割烹着なんか、着てらっしゃるんで?」タ「あらやだ、お見苦しいところを。いえ、間宮さんから『イワシが大漁で、余ってもったいないのでおすそ分けを』とお聞きしまして。せっかくですから深海風レシピなどお教えかたがた、二人でお料理しておりましたのよ。深海風イワシの梅味噌煮と深海風イワシのつみれ揚げ、ぜひ提督様にお味見していただければと♡」黒「わ!なにコレ!すっごく美味しい~♡うんうん、サンマも美味しいけどイワシも美味しいよね~♡」タ「あらあら、うふふ♡」