習作4 (update)

　皆様こんにちは、カワウソ大名です。気温だけが夏模様も、未だ頭上には曇天広がる六月末。心も鬱々として、オナニティな気分も一向に高まらぬアンニュイオチンポズム一色といった時節ですが、いかがお過ごしでしょうか。
　さて、私がいつものように日課であるエクセル2003のイルカの陰部をつついて反応を見守る作業に勤しんでおりますと（わたくし、この為だけにお父様から頂いた古いノートPCを使い続けておりますのよ）、家の中が騒がしいです。「ぎゃはー」とか「どわー」とかいう声が聞こえます。ギャハーて。
「これ見て見て見て楽ちゃん見て見て」
　「楽（らく）ちゃん」というのは別にニセコイのアイツのことではなく、家の中での私の呼び名なのですが、そう叫んでいるのは私の兄でした。居間のソファーに寝そべりタブレットを広げています。
「スタイリッシュスケベ村が焼かれたってよ！」
「スタイリッシュスケベ村が……！？」
　ネットでクソみてえなニュースを見ていました。声に出したくなる語感の地名だったので思わず復唱してしまいましたが、本当にどうでもいいです。聞いたことねえわ。焼かれろ。塵も残さず焼かれろ。それより覗き込んだ手元、ブラウジングしてる別のサイトが興味を惹きました。IWARAです。なんだこいつ。家族の集まる居間でエロ動画鑑賞とか、頭湧いてんのか。
　私の兄はつい先日も、市の衛生局に電話で「TENGAって燃えるゴミで出せばいいんスか？」と問い合わせをしていた程、律儀ではあるんだけど一般常識に欠けるめんどくせえ奴なのですが、家庭内でまでモラルハザードを起こすとなるとこれは問題です。なんとか矯正しなければ……と思いつつ、しかし、IWARAの画面がどうにも気になります。それはめろまろさんが投稿されていた精子画もとい静止画（ http://ecchi.iwara.tv/images/うちのkaatちゃん ）で、その魅力的な姿はたちまち「ああ、Kaatちゃん……犯したい……」という気持ちで私を一杯にしました。「並んでる全てのKaatちゃんに順番に膣内射精して金玉カラッカラになった所で、優しく抱き締められて、ちんこ挿したままハーレム美少女肉布団の中で泥のように眠りたい」という思いが私を陶然とさせます。脳髄に直接阿片を射ち込んだかのような恍惚。「最近のMMDは、お○んこを舐めたくなるキャラクターがいない」とどこかのお禿が嘯いていたのは何だったのか。カワウソは、「よォし！次はKaatちゃんで助平動画を作ろう！」と強く決意することしきりです。けれど兄がそんな私の変貌ぶりに目をつけ、「あれ？あれあれあれ？楽ちゃんあれあれ？勃起してんじゃん！ボッキボッキ！wow！e-sports！」とからかい、挙句、イケメン塩振りシェフのポーズで、ペペローションを私の頭部に垂らしてくるものですから、ついカッとなってしまい、おまけに手近にはいい感じのVault-boy像があったりなんかしたので、なんというか、つまり、動画制作ではなく肉体労働を優先しなければならなくなってしまったのです。
　そんなわけですから、カテゴリマスターの皆様、どうか、1メートル75センチ、69.4キログラム程度の生ゴミを捨てる良い方法を教えて下さい。量がありますので、近所迷惑にならない為にも、人目に付かないことが望ましいです。カワウソにも可能な方法でお願いします。
お礼：私のリアルファー25枚
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