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ラムだっちゃ

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    2018 / 09 / 17
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B「あっ、おチンポ様、おかえりなさいだワン!」玄関を開けると、近頃すっかりペットが板に付いてきたBBちゃんが、尻尾代わりのアナルビーズを嬉しそうに振りながら四つん這いで駆け寄ってきた。人間って、すべてを諦めきると、こんな澄んだ瞳になれるものなんだな。B「ご主人様たちお買い物に行ってて留守なのに、お客様がいらして困ってたとこだワン。おチンポ様、ご主人様たちが帰ってくるまでお相手しててほしいワン」ご主人様、お姉様、妹様。まあ、そこまではいい。犬は序列を大切にする生き物らしいから。でも、いくら男が俺一人だからって、おチンポ様は勘弁してほしいよなぁ…などと苦笑していると、?「あら、お邪魔してま~す。あなたが噂の彼氏さんね?私、黒ちゃんの幼馴染みで親友の、ラムセスって言います。ウセルマアトラー・セテプエンラーとか、オジマンディアスとか、いろいろ名前はあるけど長ったらしいから、ラムちゃんって呼んで下さいな」どこかで見覚えがあるようなないような可愛らしい女の子、自称ラムちゃんがにっこり微笑む。B「この人、お土産でお菓子くれたからいい人だワン。足だって舐めるワン♡」ところが、そのいい人はいきなり服をするすると脱ぎ捨てたかと思うと、ラ「せっかくお近づきになれたんですもの、親愛の証に自慢の踊りをご覧に入れますね。ナイルの水で磨いたこの体、たっぷりとご照覧あれ」軽やかに、そして艶やかに舞い踊る。確かに自慢したくもなるわなぁ、この極上ボディじゃ…黒「あーっ!なんであんたがウチにいんのよ!?なんで裸でクネクネあたしの男にすり寄ってんのよ!!」買い物袋も下げたままで、いきなり黒陛下が血相変えて怒鳴り散らす。白「あらあら、ウセルマアトラー・セテプエンラーちゃんじゃない。お久しぶりねぇ、何年ぶりかしら?」それでもすらっとフルネームが出てくるんですね、さすがです白陛下。「J( \'ー`)し なんだい、誰かと思ったら、エジプト第19王朝さん家の子じゃないか。しばらく見ないうちにまた、男好きのする下品でいやらしい体に育ったもんだねぇ」母后陛下、それ褒め言葉になってないですって。ラ「やだもう、おば様ったら、おだてても何も出ませんよ~。でも、本当にお久しぶりです、ご無沙汰しておりました。またこちらのほうに住むことになりましたので、今日はご挨拶にうかがった次第です」あ、なるんだ褒め言葉に。…ってことはやっぱり、同類なんだろうなぁ、この人も。ラ「黒ちゃん、また昔みたいに仲良く遊びましょうね。今度はほら、彼氏さんも一緒に。私たち、親友でしょ?」黒「誰が親友よ、誰がっ!?あんたなんかただの幼馴染み、最低最悪の腐れ縁よっ!!」ラ「あら恐い、彼氏さんの前だからって恰好つけちゃって。あのね彼氏さん、この子ったら昔は泣き虫でね、幼稚園でお漏らししたときなんて、私にすがりついてワンワン泣きじゃくって…」黒「だーーっ!!戦争か?戦争だな!?やってやろうじゃねぇかっ!!ギザの大ピラミッドに核ミサイル打ち込んでやらああぁっ!!!」ひとまず、核発射ボタンの承認キーのうち、残り二本を持っている母后陛下と白陛下がにこにこ笑っていたので、核戦争の危機は間一髪で回避されました。