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アレクサンドリア大図書館の秘宝

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    2018 / 09 / 21
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ラ「ようこそ、我がエジプトが誇る叡智の宝庫、アレクサンドリア大図書館へ。歓迎いたしますわ」ラムちゃんの家にお呼ばれして、普通にドアを開けただけなのに、そこはどこまでも果てしなく広がる大図書館だった。どこでもドアかよ、エジプト大魔術ってすげーなー(棒)ラ「あなたの黒ちゃん動画アーカイブは、それはそれは素晴らしいオカズ…いえ、芸術作品でした。お返しと言っては何ですが、ここにも数々の素晴らしい本があります。あなたのお気に召す本も、きっと見つかると思いますよ?」と、言われましても、読書なんて高尚な趣味には縁がないし、ウチの本棚にあるのはエロ本ぐらいなもんだし…って、お?おおっ!?おおおっ!!…ラ、ラムちゃん、これはいったい!?ラ「あら、お目が高い。ご存知の通りそれは、発売早々すべて店頭から回収された幻のロリぷにスジマン写真集ですわ。それと、今手に取られたのは、開場後10分で完売した超大手壁サークルの限定フルカラー同人誌、ネットオークションで50万のプレミアが付いた逸品でしてよ」感動で指が震え、あふれる涙が止まらない。まさか…まさか現物をこの目で見られるなんて!ラ「うふふ、喜んでいただけてなによりです。ここには古今東西ありとあらゆるエロ本が納められ、その蔵書量は、仮に一冊あたり5分で一発抜いたとしても、優に二千年はかかるでしょう。素晴らしいアーカイブを共有して下さったあなたへの、ファラオからの感謝の印です。どうぞお暇なときは、ここで心ゆくまで読書をお楽しみ下さいね」天国だ。ああ、間違いない。天国は、ここにあったんだ。ラ「…ああ、でもひとつだけ。くれぐれも、貴重な蔵書を汚したりしないで下さいね?ここは図書館ですから、あいにくティッシュもおしぼりも備え付けておりません。ですからその、どうしても我慢できないときは…」瞳をうるませ、キスをねだるかのように唇を開き、そっと指を添えてラムちゃんが囁く。ラ「どうぞ、こちらに…」あ、うん、そだね。本はきれいに読まないとねー(錯乱)