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オシリスキーの憂鬱

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    2018 / 10 / 24
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黒「………」どこか気まずく、言葉少なに夜の街を二人で歩く。月もなく、星明りだけが微かにまたたいている。そして薄暗がりの路地にさしかかると、黒陛下が急に俺の腕を引いて路地裏に連れ込んだ。黒「あ…あのね、お願いがあるの。あたしのお尻…ううん、ケツ穴。あたしのケツ穴…あんたのチンポで、ぐちゃぐちゃに犯して欲しいのっ!浣腸も済ませてきれいにしたし、ジェルも塗ってほぐしてあるから即ハメしたって大丈夫。初めてでちょっと恐いけど、それでもきっと大丈夫だから。だから…お願い、ケツハメして!あたしのお尻…ケツマンコに作り変えてっ!!」そう意を決して叫ぶと、黒陛下は淫らにお尻を振りながら、みずから肛門を差し出し両手で拡げてみせる。黒「アルちゃんやラムのやつとは、お尻でも…シたんでしょ?あたしだって、あんたがお尻フェチなの、薄々気がついてた。前戯のときも指で丁寧にお尻の穴いじってくれたし、シックスナインしてても丹念に舌でほじってくれてた。だからいつか、あんたとお尻でシちゃうのかな?…なんて考えてた。だけど、いつまで経ってもそんなそぶり見せないし、もしかしてあたしが嫌がると思って、お尻でシたいって言い出せないのかな?優しいな♡…って思ってた。だけど…そんなの間違ってた!!」こらえきれなくなったのか、黒陛下の瞳からぽろぽろと涙がこぼれる。黒「ラムのやつ、あんたとお尻でシたらこうだった、お口でしゃぶったらこうだったって、嬉しそうに話すのよ?あいつの穴は、全部あんたを受け入れてる。体中、あんたの精液の匂いが染みついてる。なのに!一番大事な彼女だとか言っといて!あたしの体には、あんたの挿れてくれてない穴があるじゃない!?あたしまだ、あんたの精液に染まりきってないじゃない!!…お願い、信じさせてよ。言葉だけじゃなくて、優しさだけじゃなくて、キラキラした愛情でも、ドロドロした欲望でも…あたしだけが、あんたの全部を受け入れられる。あたしだけがあんたの一番なんだって…あたしのカラダに信じさせてよ!!!」ああ、俺はなんて酷い男だ。黒陛下にここまで言わせてしまうなんて。ここまでさせてしまうなんて。黒陛下がいじらしく、そして愛おしい。だったら、俺のすることは決まってる。黒「あ、あぁんっ!…ちょ、そっち違う!?お尻の穴じゃ!!」黒陛下の柔らかなお尻をむんずと掴み、思いきりチンコを叩きこむ!…ただし、アナルじゃなくてマンコに。黒「…や、やっぱり、あたしじゃダメなの?あたしのお尻なんか、シたくないの…?」違いますよ。陛下のお尻は世界一です、保証します。でも、今はこっちでいいんです。いつか赤ちゃんができて、マンコが使えなくなったら、そのとき晴れて陛下のお尻の処女をいただきます。それまで、陛下のお尻は大事にとっておきたいんです。それで、いいですか?振り向いた黒陛下の顔が真っ赤に染まる。さっきまでとは違う涙が、うるむ瞳からあふれ出す。黒「…うん!うん!がんばって赤ちゃん作ろ!!それでアナルセックスいっぱいしよ!!あたしのお尻、あんたのチンポの形にガバガバに拡げて♡オマンコからもお口からもケツ穴からも、あんたの精液の匂いがとれないザーメン女にして♡あたし、あんたの一番のオンナになる!一番いやらしくて下品な淫乱女になるわ!!」どちらともなく唇が寄せられ、熱く優しく淫らなキスを交わす。それを見つめていたのは、微かな星明りと…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ラ「ね?ほら、あの二人には割り込む隙なんか無いって、分かったでしょ?」エジプト大魔術の神秘・水晶球を覗き込んでいたファラオがほくそ笑む。ア「あ~あ、もうちょっとで堕とせそうな感じだったんだけどな~。まったく、誰かさんが余計な入れ知恵なんかしたりするから…」ラ「あら、入れ知恵なんかしてないわよ?相談されたから『ぐちぐち悩んでも性格的に裏目に出るだけなんだから、思いきって真正面から気持ちを全部ぶちまけて当たって砕けろ』って言っただけだもの。アドバイスと呼ぶのもおこがましいわ」ア「それが余計なんだってば~。あのタイプは背中押したら、ロケットに点火して邪魔物みんな吹っ飛ばしてどこまでも突進してくタイプなんだから~。ま、でもいっか。お兄ちゃんのあんな幸せそうな顔見れたんなら、それでおつりがくるし。黒お姉ちゃんには、それだけでも感謝ものだよね。アルにはあんな優しくて嬉しそうな顔、ちっとも見せてくれないのにな~。ぶーぶー(にこぷん)」不満そうな口ぶりながらも、どこか楽しそうに征服王が微笑む。ラ「それで言うなら私もそうだわ。長い付き合いだけど、あの子がこんな表情するなんて、こんなこと言い出すなんて、ぜんぜん予想もしてなかったあの子に毎日出会えてるもの。たぶん、お互い様だけどね。そう考えると彼氏さん、そうはちっとも見えないし、本人もまったく自覚してないでしょうけど…もしかしたら凄い男なのかもしれないわね、うふふ」ア「お兄ちゃんはすごいよ~?経験不足のラムセスお姉ちゃんにはいまいち分かんないかもしんないけど、アレは化けるね。もっと化ける。100本以上チンポ喰いまくってきたアルの眼力、信じてくれちゃっていいよ~♡」征服王の眼力がいかほどのものか。それは今はまだ、誰も知りえないことだった。