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続・悪魔のどぴゅどぴゅモンスター

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    2018 / 11 / 15
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べ「ううっ、ごめんなさい~。別に悪気はなかったんです~。ただ、やっと旦那様に巡り会えたのが嬉しくて…それで、ちょっとご奉仕に熱が入っちゃっただけなんです~」ちょこんと正座した魔法のオナホ改めベイちゃんが、翼までしょんぼりしおれてうつむいている。今回はアルちゃんが助けてくれたから良かったものの、あのままだったら、いったいどうなっていたことか?いくら魔法のオナホといえど、命がけで使うのはあまりにもリスクがでかすぎる。黒「いい?あたしがこいつに買ってあげたのは、いくら高価であろうとただのオナホよ?そんな危険極まりないシロモノだなんて知ってたら、絶対使わせたりなんかしなかったわよ!!…っていうか、そもそもあんた、なんでオナホなんかになりすましてたわけ!?」彼氏に買ってあげたプレゼントに、彼氏が廃人にされかけたとあっては、黒陛下が怒るのも無理はない。べ「え、えとその…あたし前はちっちゃい国の大公とかしてたんですけど、色々あって魔物呼ばわりされちゃって。それで、さらに色々あってあのオナホの部品にされちゃって。高いからなかなか買い手がつかないし、ごくごくたまに買い手が現れても、お腹ペコペコでついつい吸い過ぎちゃったりして…まあ、返品されて不良在庫というか、呪われアイテムというか、そういうアレな扱いになりまして。で、でも!悪気はなかったんです~!!ほんとなんです~!お願いですから信じて下さい~!!」泣きべそをかく魔物というのもそれはそれでギャップ萌えだが、色々はしょりすぎて要領を得ない説明といい、不良在庫になってしまうダメさ加減といい、この子、魔物としてもオナホとしても…実はものすごいポンコツなんじゃあるまいか?母「で、どうすんだい、この子?まさか、また居候増やす気じゃないだろうねぇ?」黒「そんなの、返品するに決まってるじゃない!クーリングオフきくかどうかしらないけど、いざとなったらクレーマーにだってなってやろうじゃないの!?」白「あらあら、それなら診断書そえて弁護士もつけないと。それにしても、まさかあのお店がこんな不良品を売りつけるなんてねぇ…消費者団体たきつけて、不買運動でも起こしてやろうかしら?」べ「そ、それだけは勘弁して下さい~!あたしもう、あの暗くてカビ臭い在庫倉庫に戻るのイヤなんです~!あ、あたしに出来ることならなんでもしますから!お掃除だって、お洗濯だって、ニンニクだけは苦手ですけどお料理だって!なんでもやりますから返品だけは勘弁して下さいよ~っ!!」家事手伝いなのか、オナホなのか、いったいどっちなんだおまえは?自分の職業(?)に誇りはないのか!?ラ「お掃除、お洗濯、お料理。どれも、ロールスロイスより高い値段でやらせることじゃないわよねえ?あなた、仮にも魔物のはしくれなんでしょ?なんかもっと、購入価格に見合うようなことはできないの?例えばそう…世界征服とか?」べ「せっ、世界征服っ!?無理無理っ!そんなの絶対無理ですよ~っ!!あたしこう見えて弱点むちゃくちゃ多いんですから!ニンニク食べれないし、十字架苦手だし、お日様あたりすぎると日焼けして火ぶくれおこすし!オナホにされたのだって、その…エッチなことなら、ほんのちょっぴり、得意っていうか、苦手じゃないっていうか…あ、でもでも、別にあたしがエッチだとかそういうわけじゃ!!」ア「はいはい、つまりソッチ方面しか能が無いわけね。で、ナニができんのさ、ソッチだと?」べ「いや、その…別に得意というわけでも。例えば、そうですねえ…周りにいる人たちをものすごくエッチな気分にさせちゃうとか?」母「ああ、そういうの間に合ってるから。こいつら、暇さえあれば盛りまくって、家中ザーメン臭くてたまんねぇから。これ以上そんな気分にさせた日にゃ手に負えないよ」べ「あとは、そうですねえ…あ、女の人の感度を3000倍にしちゃえます!風が吹いただけでもイっちゃえますよ!?」ラ「…ってドヤ顔で言われてもねえ。それ絶対、脳細胞とかにヤバいやつでしょ?下手したらアクメ死にするわ。まあ、自殺したくなったとしたら、面白い死に方だとは思うけど」べ「う~んとう~んと、あとは…あ、男の人の勃起が無制限に収まらなくなって、精液もどぴゅどぴゅ無尽蔵に出るようになるっていうのも、あるにはありますけど?」ごくり、と生唾を飲む音が聞こえた。耳のせいなんかじゃない。しかも…七人分も。黒「…ま、まあ。不良品には違いないけど、これも何かの縁だし。この寒空の下、追い出すのも気が引けるし。しばらくなら、置いといてあげてもいいんじゃない?」白「え…ええ、そうね。返品しようにも、使用済みじゃ返金してもらえるかどうか分からないものね~」うん、まあ、そうくるでしょうねえ…。ラ「あなた、魔力足りなくてお腹すいてるんでしょ?エジプト流で良かったら、魔法陣くらい書いてあげるわよ?少しは元気が出るんじゃないかしら?」ア「あのさ、さっきはごめんね。ついきつく言っちゃったけど、お兄ちゃんのオナホ同士、これからは仲良くしようよ?あたしのことは、アルって呼んでくれていいからさ♡」うんうん、ラムちゃんもアルちゃんも、イイ笑顔しちゃってまあ…。べ「あ!ありがとうございます~!!ベイ、いっぱいいっぱい、がんばりますから~♡」和気あいあいとしたリビングから離れ、ベランダに出て煙草に火をつける。紫煙を深く吸い込み、ふうっと吐き出すと、いつの間にか横には大帝陛下が立っていた。始「のう、慰めてほしいときにはの、いつでもこの婆に甘えて良いのじゃぞ?」お、おばあちゃん!…おばあちゃああぁんっ!!(涙)