サイトロゴ
投稿者コメント
expand_more
島「ねえ秘書艦、クリスマスまでもう半月だけど、今年の最速サンタ企画どうなってんの?まだ打ち合わせもしてないんだけど?」黒「ああ、それだけど…実は、広告代理店から『毎年島風さんていうのも、ちょっとマンネリ気味じゃないか?って声が聞こえてくるもんですからね。今年はいっちょ人選を変えてみようという、上のほうからの意向でして』とか言ってきててさ。まあ、アンタより速い子なんて、カタログスペック上タシュケントしかいないんで、おそらくKGB仕込みのハニートラップで抱き込んだんでしょうけど…」島「ナニそれ!?ズルっこじゃん!?あたし抜きで、最速サンタ決めようっていうの!?(怒)」黒「んー。まあ、いろいろ複雑な事情もあるのよ、大人の世界には。でもま、タシュケントも一生懸命で悪い子じゃないんだけど、こーゆー出来レースはあんましあたしも好きくないし…だから、ひとつやってみない?出来レースそっちのけのガチのレース?」島「へ?ナニそれ、どーゆーコト?」黒「いや、テレビ局と広告代理店がそんなコト言ってきたからさ、逆にねじ込んだのよ『だったら、どっちが最速サンタにふさわしいか、競わせてみたらどうよ?』ってね。中央通りを交通規制して、アンタとタシュケントでガチのゼロヨン勝負!どう?コレだったら視聴率もそこそこ見込めるし、どっちが勝っても恨みっこ無しのイイ勝負になるんじゃない?(にんまり)」島「…秘書艦、最初からソレ狙ってたでしょ?ま、イイわ。どっちが速いか…ハッキリ白黒つけてやるわよっ!!」・・・・・・・・・タ「…ふう。さてと、あたしのタイムは見ての通り。同志島風、あなたにこのタイムが超えられるかしら?」島「うん、やっぱりタシュケントは速いよね。でも、あたしを甘く見たのかな?服なんか着て走ってさ?だったら…服を脱いだあたしの敵じゃないわねっ!!(脱衣)」タ「え?ちょっ!?ええっ!!(赤面)」黒「…やるわね、島風。水泳の元金メダリストも『全裸で泳ぐのが一番速い!』と言っているわ。だけど、普通の女の子には常識も羞恥心もあるから、衆人環視の中で裸にはなれない。つまり島風は、速さのためには常識も羞恥心もかなぐり捨てられる、というコト。恐ろしい子ね…露出狂とも言うけど」タ「あたしの負けだよ、同志秘書艦。結果を見るまでもなく分かる。あたしには、速さのためには生き恥を晒してもイイという覚悟が足りなかった。どうやら今年も、最速サンタの称号は…同志島風のモノになりそうだね(爽やかな笑顔)」