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お姉ちゃんの包容力

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    2019 / 03 / 11
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黒「ねえねえ、コレ、あたしが前に着てた服なんだけど、お気に入りだったから、サイズ合わなくなっても処分しないでとっといたのよ。イクちゃん、良かったら着てくんないかな~?きっと似合うと思うんだけど♡」イ「えっ!いいのっ?こんな素敵な服!?ありがと~♡お姉ちゃん、だぁ~い好きっ♡」ガチレズの一線を越えて以来、黒陛下とイクの仲の良さは、もはやイチャラブの域にまで達しつつあった。まあ、婚約者として兄として、なまじ嫁と小姑の仲が険悪なよりは、望ましいコトではあるんだが…キミたち、ちょっとデレデレしすぎなんじゃあるまいか?黒「ナニ言ってんのよ!?イクちゃんはあたしの可愛い妹よっ!!姉が妹を可愛がって、ドコが悪いっていうのよっ!?もし万が一、あんたとケンカ別れするようなコトがあったとしても、イクちゃんは置いてきなさいよね!?あたしが責任持って、大事に大事に可愛がって、立派な皇女にするんだから!!」イ「そうよそうよ!もしもお姉ちゃんを捨てたりしたら、そんなバカ兄貴、もう兄でもなければ妹でもないわっ!!兄妹の縁、切るからねっ!?」黒・イ「あたしたち、私たち『仲良し姉妹だもんね~っ♡』」・・・・・・・・・・…てなコト言われちゃったんですけど、俺、どうしたらイイんでしょう。実のお姉さん?白「うふふ、お兄ちゃんも形無しね♡でも安心して、たとえあの子とどうなろうと、お姉ちゃんはいつまでもず~っと…キミのお姉ちゃんよ?だから、もっともっと甘えてもイイの♡ほぉら、こんな風にね…♡」あっあっあっ、子宮口がディープキスしてます!白陛下っ!!白「あの子ってね、双子といっても末っ子だから、昔から『お姉ちゃん』って呼ばれるコトにすっごく憧れてたのよ。パパがまだ元気だった頃、あの子『あたし妹が欲しい!』っておねだりしたコトがあって、ママは目をギラギラ輝かせて『ぃよっしゃあああっ!!』って腕まくりしてたけど、パパは悟りを開いた高僧みたいに静かな笑みを浮かべて、遠くを見つめていたのを覚えてるわ」天国のお義父さん、あなたのお気持ち…俺、すっげー分かります。現在進行形で。(汗)白「だから、ちょっと妬けちゃうかもしれないけど、あの子にお姉ちゃん気分を味わせてあげて?あの子、今、嬉しくて嬉しくてたまらないのよ♡」白陛下はかまわないんですか?実の姉を差し置いて、黒陛下がイクにかまけてても?白「あら、お姉ちゃんだって、こうして…あぁんっ♡実の妹を差し置いて、キミにかまけてるじゃないの?おあいこよ♡それに、血なんか繋がってても繋がってなくても…キミも、イクちゃんも、もちろんあの子も、みんなみんなお姉ちゃんの可愛い妹弟だもの。お姉ちゃんの包容力、甘く見ちゃダメよ~♡」あっあっああっ!包容力がっ!!うねうねキュッキュの包容力がああっ!?