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ありがとハリストス

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    2021 / 12 / 18
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メ「こんなところに居たのかアナ、もうパーティーは始まっている。マルタが腕によりをかけたクリスマスディナーだ、特にローストターキーは絶品だぞ?」ア「あー、別にいいや。どんちゃん騒ぎは好きだけど、クリスマスパーティーはちょっちパス。メシなら後で食いに行くわ。あたし、一応これでも正教徒だからさ、ハリストスが生まれたのって12月25日じゃなく年明けの1月7日っつーコトになってるんだわ。だから、こっちのクリスマスって、あたしにとっちゃケンタのチキン食って、性の六時間をハメまくる日なんだよねー」メ「全能者ハリストス…救世主に義理立てとは意外だな。おまえのことをもっと知りたくて、ライブラリーでロシア革命について色々と調べてみたが、なんとも酷い話だ。あんな最期を迎えれば、神を恨んでも否定しても当然のはず。なのになぜ、神を信じる?」ア「…って言われてもなー。革命後は知らんけど、ロシア人てのは元からバカみたいに信心深いんだよ。父様や母様も、あんなウサン臭いクソ坊主にころっと騙されて、おかげで結局のところ赤軍にブッ殺されたくらいだし。でもま、革命で酷い目にはあったけど、ソレって別に、神様じゃなくて赤軍のせいだし。神様は酷いコトなんかしないよ、酷いコトすんのは、いつだって人間の方なんだから」メ「神様、か。そんなもの、このカルデアでは大して珍しくもないだろう?それこそ、女神から邪神までよりどりみどりだ。どう見ても…信仰したくなるようなヤツは見当たらんが」ア「いやいや、あんな生臭い連中じゃなくってね。(汗)なんつーの?絶体絶命のピンチのときとか、すっげーラッキーなときとかに心ん中で『オー・マイ・ゴッド!』って叫びたくなる、そんなアレ?別に人のカタチなんかしてなくて、天の上のどっかで生ぬる~く下界を見守ってくれてるような?あたしらが異聞帯とかでガチンコしてたような、あんな欲得まみれで人間臭いんじゃなくて…なんもかんも超越しちゃってるような?そーゆー神様なら、いると思うよ?だってさ、あたし、恋も知らない無垢な乙女だったのが無惨に銃殺されてさ『あ~あ、つまんねー人生だった』とか思う間もなく英霊の座とやらにメンバー登録されちゃってさ。なんの因果か、あんなドスケベに召喚されてハメ倒されて、今じゃこの有様だもん。神様に感謝してもしきれないよ、いやマジマジ。大好きなオトコに巡り会えて、ソイツのために戦えて、毎日毎日『あー。生きてるなー♡』って実感してる。死人なんだけどね。高貴な皇女サマだった頃のあたしとは似ても似つかない、チンポ狂いのガングロ淫乱ビッチで、三度のメシよりセックスが好き♡アサシン属性の獲物どもに宝具ブッ放して、一汗かいた後の喉越しザーメンの美味いこと美味いこと♡こんなステキな奇跡、神様でもなきゃ起こせっこないでしょ?あたし今、すっげー幸せだもん♡」メ「なるほど。確かに、神は居るのかもしれんな。天文学的な確率を踏破し、私たちは今ここに居る。愛しいマスターとともに在る。この偶然に少しでも蓋然性があるのなら、必然と為せるのであれば…それは、神の御業だ。機会があれば、おまえの信ずるハリストスについても調べてみよう。幸い、ここカルデアには、救世主本人と面識のある聖女マルタまで居るからな」ア「あっ!そう言やそーだった!?やっべー!ハリストスについてイロイロ聞かなくちゃ!イイ男だった?付き合ってる彼女いた?マリア・マグダレナとガキこさえたって噂マジ!?あとあと!チンポでかかった!?こーしちゃらんねーわ!ほら!メーちゃん行くよっ!!まだマルタ、パーティー会場にいるんだよねっ!?」